政治家のためのSNS活用講座

 
インターネットとは何かを再確認しよう

 情報量は無制限である

まず、最初にインターネットを利用して情報を発信する場合、最大の特徴はどういったものでしょうか?

それは、インターネットを利用すれば、量的な制限もなく自由自在に情報を発信することが出来ることです。これが新聞、雑誌、テレビ、チラシなどの他のメディアとの決定的な違いです。
したがって、インターネットをフルに活用すれば、政治家は自分の考えや政策などをドンドン発信することが出来るのです。
すなわち、現在の政治活動において、インターネットを活用しないという方法は考えられない状況なのです。
 

キーワードの検索結果としては、有名サイトも無名サイトも同等に扱われる

インターネット上には、数え切れないほどのホームページが存在しています。その中には、有名人のホームページ、お金が掛かったページ、無名な人のホームページ、簡単に作られた質素なホームページなど色々です。
しかし、おもしろいことに、これらのホームページは、Googleなどの検索エンジンの検索結果に対しては同等に扱われます。例えばトヨタのメーカーのホームページも、名もなきトヨタユーザーのページも同等に扱われるのです。トヨタの自動車に非常に興味があるネットユーザーなら、両方を目にしている可能性がきわめて高いのです。
ただし、検索エンジンのアルゴリズムによりほぼ人気順にリストアップされますが、これは工夫をすればライバルを差し置き、上位リストアップが可能です。
 

受け身のメディアである

インターネット上のホームページは、誰かに訪問してもらわないと誰もその内容を目にすることはありません。 つまり、検索エンジンでなんらかのキーワードで検索して貰わないと誰も訪問してくれないということが原則となっています。
これが、チラシ、TV、雑誌などのメディアとは全く違う特徴であるといえるでしょう。
つまり、インターネットのホームページは、受け身のメディアであるといえます。

せっかくホームページを作っても誰も来ないのでは意味がありません。そこで、ホームページに有権者などが訪れてくれるように工夫しなければならないのです。

<対策例>
ホームページがあるという告知を行います。
名刺、チラシなどにホームページのアドレスなどを明記することは必須となるでしょう。
また、アドレスのQRコードを作成し、名刺に貼り付けることにより、スマートフォンからのアクセスを獲得することもできます。 
 

「情報発信力」強者に有利なメディアである

上記に告知が必要と書きましたが、告知するしないに関わらず、著名人のホームページなどには自然と人が集まります(例 橋下元大阪市長、安倍総理など)。しかし、そうでない人物のホームページなどには残念ながらあまり人は集まりません。

しかし、集まらないなら集まらないなりに有権者の支持を獲得する方法はあるのです。これに関しては、後述して行きますので、ぜひ最後までお目を通して下さい。