<ひとりディナー/フレンチ・イタリアン> ハードルの高さ80点
ひとりディナーでビビるのは、実はお店の方だ!
高級なフランス料理店やイタリア料理店でディナーを食べるのは、恋人同士と相場が決まったものだが、もちろんおひとり様でも、ディナーをおいしく食べることは出来るのだ。
ひとりで高級レストランに行くとなると、少し気持ちが萎縮する読者もいるかもしれないが、実は、ひとりで高級なフレンチレストランやイタリアンレストランに行くと、ビビっているのは店側なのである。
なぜなら、こういった高級店にひとりでやってくる客は、相当の食通か業界関係者、あるいは食べた感想をブログに書いてやろうというグルメマニアだからだ。
したがって、「ひとりディナー」を楽しむ時は、ちょっとした食通を気取って店に行くのがベストである。背中をピンと張って席に着き、「今日のお勧めは?」などと聞いてみれば雰囲気が出るだろう。
また、ワインに関しても、ひとつぐらいの銘柄に関する知識は身に付けてゆくことだ。”一夜漬け”の覚えたてでも、その知識を披露すれば、お店のソムリエも気合いが入るというものだ。底の浅さがばれない程度でワイン談義を楽しめばいいのである。