<ひとり映画> ハードルの高さ10点
カップル席には注意しろ!
ひとりで楽しむ娯楽としては、かなりハードルが低いのがこの「ひとり映画」だ。この「ひとり映画」は、一緒に見に行く相手の好みを気にせずに映画を選択出来るのが最大の利点である。
とりわけマニアックな映画好きなら、大抵は見に行こうと誘っても拒否されることが多いはず。そんな人は、ぜひチェレンジすることを勧めておこう。
しかし、ひとり映画にも少しばかりの問題点はある。それは、映画が始まる前のまだ館内が明るい時間帯の気恥ずかしさだ。館内が暗くなってしまえば、ひとりだろうが恋人同士だろうがよく判らないが、館内が明るければ、ひとりで映画を見に来ていることがすぐに判ってしまう。とりわけ両サイドを恋人同士に固められた状況に陥ると、なんとも居心地の悪い時間を過ごさなければならないのだ。
そこで、情報局がお勧めする「ひとり映画」を楽しむ方法を紹介しておこう。それは、平日のレイトショーを狙うのである。
仕事帰りにふらりと映画館に立ち寄った、あるいは土日は忙しいので平日のレイトショーを見に来た、
さらには業界関係者で仕事として映画を見に来たといった雰囲気を醸し出しながら鑑賞するのだ。
まあ、簡単に言えば、ひとりで映画を見に来ているのが当たり前という堂々とした態度が必要なのである。